特別支援教育推進校の取組について

広島市立己斐上中学校 平成24年度特別支援教育推進校の取組資料について 

 本校は広島市の平成24年度特別支援教育推進校の指定を受け、「基礎学力の向上」を目指し、一人ひとりを大切にした授業づくり」を行うために、平成24年度の研究主題を「一人ひとりを大切にした授業づくりを行い、基礎学力を定着させる 〜授業のユニバーサルデザインの視点による授業改善と一貫した個別の支援〜」に設定し、「全ての生徒に分かりやすい授業」を目指して研究を行ってまいりました。

研究の柱は2本立てで、全体への取組は「KUデザイン(己斐上中学校の授業のユニバールデザイン)による授業改善」、個別の取組は「巡回相談指導を活用した個別の支援の工夫改善」として研究を行いました。

この度、研究の資料等の一部を掲載いたします。ご覧いただければ幸いです。

1 取組資料について

資料は下記のものを載せています。
 @ 特別支援教育推進校発表スライド

A 特別支援教育推進計画イメージ図

B KUデザイン

C KUデザインチェックリスト

D 個別の支援内容モデル 

E スマイル(平成23年度NO1 平成24年度NO17 NO36)

2 KUデザインでの取組について(全体への取組) 

KUデザインの「KU」は「己斐上中学校」と「基礎学力の定着」、及び「授業(学び)のユニバーサルデザイン」を表しています。

KUデザインの内容はすでに、本校では全校的に取り組んでいることや、個々で取り組んでいることも多く、授業の基本中の基本といった内容も多かったのですが、再確認という意味でも明文化して取り組みました。

取組の主なものは下記のとおりです。

@ KUデザインチェックシートによる自己評価・授業改善・授業研究

  A 実践指導事例集の作成・研修会の実施

B 月間重点取組の設定

  また、夏季研修会において特別支援教育推進校の専門家チーム委員の渡部先生より、視覚的な情報提示の取組についてはある程度研究が進んでいるので、「言語活動の充実」にも視点を向けるようご示唆をいただき、後期から「言語活動の充実」について、月間重点取組を設定して取り組みました。 

3 個別の取組

「授業のユニバーサルデザイン」は万能薬ではないので、授業においての個別の支援が必要な生徒については、「個別の支援内容モデル」を作成し、個別の支援を行いました。個別の取組の主なものは下記のとおりです。

@ 特別支援教育アシスタントとの連携 (個別の支援の内容モデルによる支援の確認と共有)

A 「授業支援を中心とした対象生徒への配慮事項、及び支援等の一覧」の作成、及び研修会の実施 

掲載しております資料等は研究の一端であり、まだまだ課題は多々あります。今後も一人ひとりを大切にした授業づくりを目指し、研究を進めていきたいと考えています。 


                              TOP